うつ病患者の推移│治療のためにうつ病について理解しよう

うつ病診断の基準と判断

悩む人

うつ病かどうかというのは自身ではなかなか判断し辛いもので、気がついた頃には大きく日常生活に支障が出るほどに悪化してしまっている場合が多いです。憂鬱な気分が主な症状であるうつ病は、それが病的であるかどうかというのは、他人は勿論のこと自分自身でも判断が難しくて、治療のために通院するどころか、なかなか受診につながらないことが少なくありません。症状が悪化していく前に治療を受けることができるよう、慢性的な頭痛や腹痛、眠気などの身体的症状がある時はうつ病を疑う必要があるかもしれません。
実際にうつ病かどうかを医療機関で判断してもらう場合、うつ病の診断では主に、症状がいつごろ始まってどのような症状が出ているか、そのきっかけや生活への支障の程度はどのくらいかといった事を問診します。たとえば慢性的な頭痛が数ヶ月前から続いていて、仕事に行くのが辛いといった症状が出ている時は、既に「仕事に行くのが辛い」という意見が出ているために仕事に関して不満はないか、また仕事以外の生活でも頭痛は続いているかといったように問診を続けていくことができます。仕事以外では症状が和らぐということがあれば、仕事が原因となってうつ病の症状が出ている可能性が高くなっていきます。きっかけがわかっている際は、そのきっかけとなるものから離れてみることで治療がより早く進む事が多いです。また、仕事が忙しくてなかなか自分の時間を作ることができないといったこともあるでしょう。そうした場合には、長期の休みをもらってしっかりと休養を取ることで改善へと向かうこともあります。比較的に症状が軽い患者は、充分な休養を取って精神や生活リズムを整えたり、ストレスを解消したりすることによってあっさり改善するといった事もあります。この際に注意しておきたいことは、休養をもらうということは決して悪いことではないと理解しておくことです。うつ病に陥りやすい人は生真面目でしっかりしている人が多く、長期間仕事から離れてしまうことで迷惑がかからないかということを心配してしまいがちです。そうした考えではよりストレスを蓄積してしまいますので、休むことも重要だと考えることが治療への第一歩となります。

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